今回は「ボタン」の育て方に関して、特に多い質問を回答させていただきます
▼チャプターリスト
00:15 ボタン 植物図鑑
00:44 ボタンの管理方法、水やり
01:42 ボタンの剪定方法、時期について
02:38 ボタンの肥料の与え方
03:25 ボタンの育て方 基本情報
美しい花姿で、日本でも古来より親しまれているボタン。シャクヤクは草本性ですが、ボタンは木本性なので、茎が木化します。花は大きく、ピンクや赤、白、オレンジ、黄色など華やかな花色が揃い、高貴な雰囲気を漂わせます。ボタンは、優れたお花という意味で百花王とも呼ばれています。
ボタンを育てる際は、季節を意識した管理が大切です。
鉢植えの場合、春と秋は日のあたる屋外、夏は半日陰、冬は風の当たらない場所と、季節によって環境を変えてあげる必要があります。
また、4~9月まではたっぷりと水やりをし、秋は極端に乾かさないようし、冬に水やりを少なめにするなど、水の量も季節によって変えましょう。
ボタンは夏の暑さに弱いので、植えつけは秋に行いましょう。水はけと水もちが良い土に元肥『マグァンプK大粒』を混ぜ込み植えつけます。
またボタンは「植え替えを嫌う」性質があります。生育がよくない場合は、3~5年を目安に秋に植え替えをするとよいです。"
続いて二つ目のよくある質問です。
「剪定のやり方やタイミングを教えて下さい」
5月~6月は、花が咲いた後に種をつけさせないよう、咲いた花を花茎から切り取ります。こうすることで、ボタンの株が弱ってしまうことを防ぎます。台木から生えている新しい芽を発見したら、付け根から取り除きましょう。
また6月下旬頃からは、わき芽がつき始めます。早めに取り除きましょう。"
葉が黄色になる10月は、剪定の時期です。その年に伸びた枝の付け根から2-3芽だけを残して、他の枝はカットします。「細かい枝」「変色した葉を下向きにつけている枝」など切り落としましょう。
ただ、大きな丸い形をした「花芽」は、なるべく多く残しましょう。花芽を残しておくことで、苗が長生きします。"
三つ目の良くある質問です。
「肥料の与え方を教えて下さい。時期によって違うの?」
花を楽しむために肥料は欠かせません。緩効性肥料を年に3回与えるようにします。
最初のタイミングは9月下旬の秋です。根の活動が活発になるタイミングです。株元から少し離して「プロミック 草花・鉢花用」を与えましょう。"
次のタイミングは2月上旬です。花芽を付きをよくするために与えます。
3回目のタイミングは開花後の5月下旬ころです。開花で消費した栄養を補給するために必要になります。花が咲き終わったタイミングで与える肥料の事をお礼肥えと言います。"
最後に、
ボタンの育て方の基本情報です。
置き場所は、日当たりと風通しの良い場所で。夏は半日陰になり冬は寒風の当たらない場所が良いです。
水やりは鉢植えの場合は、4~9月はたっぷりと水を与え、秋は乾燥はさせないように、冬は控えめにします。
病害虫は、春~秋にうどんこ病、黒斑病にかかることがあります。害虫はカイガラムシやカミキリムシの幼虫に注意しましょう。
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