中国との貿易協定を巡り台湾の学生らが議会を占拠した「ひまわり学生運動」から10年が経ちました。当時の参加者らが台北で集会を開きました。
10年前の2014年3月18日、台湾の国会にあたる立法院は中国とのサービス貿易協定の批准に反対する学生や市民らに占拠されました。
節目を迎えた今月18日の夜に開かれた集会には、当時の参加者らおよそ600人が参加しました。
集会の参加者
「もし私たちが10年前に(サービス貿易協定を)止めていなかったら、TSMCや台湾のテクノロジー産業、経済、民主主義は存在しなかったかもしれない」
当時の馬英九総統や与党・国民党は中国との貿易の自由化を目指し、金融や通信といった「サービス貿易」部分の制限解除を模索していましたが、「脱・中国依存」を求める学生たちの運動がきっかけとなり協定は凍結となりました。
一方、今年1月の選挙で立法院で最大議席を獲得した国民党は台湾の経済発展のため、サービス貿易協定の協議再開を模索するとしています。
[テレ朝news] [ Ссылка ]
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