【2024年12月25日 開催お知らせ】
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「He Aloha Moku O Keawe」は、ハワイアンソングの中でも特に人気のある曲の一つです。多くのアーティストによってカバーされ、フラの踊りにもよく使われています。
今回リードを務めるケアオ・コスタさんの歌声は、Na Palapalaiの「GREATEST HULA HITS」に収録されており、力強いミックスボイスから突き抜けるような高音のハワイアンファルセットへと移り変わる様は、まさにハワイアンミュージックの真髄とも言えるでしょう。聴いていると、天国の門が開かれるようなイメージが湧いてきます。
そして何と言っても、ハーモニーの美しさが際立つ曲。吉野麻衣子さんと日下貴博さんの声が織りなすハーモニーは、ハワイの自然の多様性や人々の結束の強さを表現しているかのようです。このような高難度のアレンジをライブで見事に披露できるお二人の実力には、脱帽せざるを得ません。
さらに、フラを踊るMegumiさんの姿も印象的です。曲の作者であるエマリア・カイフムアはカラカウア王の宮廷で活躍したフラダンサーでしたが、Megumiさんの堂々とした佇まいと優雅な動きは、まるでそんな宮廷ダンサーを彷彿とさせます。歌とダンスが見事に調和した、素晴らしいパフォーマンスだと言えるでしょう。
皆さんはこの曲にどんな思い入れがありますか?
ハワイの美しい情景を思い浮かべるでしょうか。それとも大切な人への愛を感じるでしょうか。ぜひコメント欄で教えてくださいね!
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「He Aloha Moku O Keawe」は、ハワイ島の美しさをたたえる古いメレです。
ハワイ島はモクオケアヴェとも呼ばれており、Moku は島、Keawe はハワイ島を治めたali’i=首長の名です。
1894年にエマリア・カイフムアはカラカウア王の宮廷ダンサーとしてカリフォルニアに滞在中、に苦しみながら作詞したのが原形で、後にビル・アリイロア・リンカーンが作曲し、さらに歌詞を短くアレンジしたバージョンが現在よく知られているようです。
曲の内容は、ハワイ島(ケアウェ島)への愛と憧れを歌ったものです。カリフォルニアと比べてハワイの島々が一番すばらしいこと、雪に覆われて肌が白くなる寒さの中でも暖炉の火で温まれること、霧に包まれた神秘的な景色など、ハワイ島の美しさと穏やかさへの賛美が歌われています。最後は恋人のようにハワイ島が歌い手を呼び戻していると締めくくられます。
「雪が肌を白くする」というのは、雪を見慣れないハワイの人間にとって印象的な光景だったのでしょうか。一方、「暖炉の火に肌を温める」というのは、ハワイの太陽の下で肌を火照らせる感覚を懐かしむ心情を表現しているのかもしれません。
この曲を聴いて、ハワイ島の美しい景色を想像してみてはいかがでしょうか。
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